勝烈庵は、昭和2年に文明開化の地 横浜の中区真砂町で創業しました。外国人コックが開港後の居留地関内にもたらしたカツレツを、初代庵主の工夫で独特の和風かつれつとして完成させました。当時からハイカラな食べ物として浜っ子の心をつかみ、その名を広めました。

しかし第二次世界大戦の前後の接収や横浜大空襲でやむなく閉店。戦後の復興が落ち着いた昭和31年に初代庵主の意志を継いだ2代目庵主が、すべてにおいて創業以来の製法を守り、横浜駅西口にて再開し、その後横浜市中区常盤町に馬車道本店を開店しました。以来変わらぬ横浜の味として横浜市民をはじめとする多くの皆様に親しまれています。

 

勝烈庵特製の生パン粉

グループ会社の馬車道十番館が、揚げ物に合う独自の配合で焼いているパンがあります。そのパンの耳を切り取って内側だけを用いてパン粉を作っています。温度、湿度にも気を配り、毎日各店に配送しているので揚げたてさくさくの衣でお召し上がり頂けるのです。

秘伝のソース

創業以来の変わらぬ味を受け継ぐ秘伝のソースは、野菜や果物を2日間煮込み、さらに1日寝かせて作ります。たっぷりとかけて召し上がってください。

勝烈庵のお箸は、吉野熊野古道のお箸

勝烈庵のお箸は、世界遺産吉野熊野古道山林の杉の端材・間伐材を有効利用して作られた安心安全な日本製です。天然の素材は健康にも良く、森林資源の再生と育成に役立つ自然環境に優しい製品です。宮内庁御用達の箸勝本店のお箸で、ご使用後は箸袋に納めてお持ち帰り頂き、水洗いして、ご家庭でもご使用頂くことができます。